日本ジャーナリスト会議が叫ぶ「為政者よ、恥を知れ」

●オスプレイ配備反対の声の高まりとともに、日米安保条約の実態に多くの人があきれ、怒りを感じているのではないでしょうか。アメリカの配備計画がいかなるものでも、それを拒否する権限が日本にはない、というのですから。日本はアメリカの占領下にあるようなものです。

 会員の方から日本ジャーナリスト会議のブログにあった記事を推奨していただきましたので、下記に転載させていただきます。

 

米軍が公表したオスプレイ配備の「環境レビュー」なんと沖縄・普天間基地を飛び立ったオスプレイが、7色に色わけした日本列島の上空ルートを、わが物顔に飛行訓練するシロモノ。沖縄県内に設けた69カ所のヘリ着陸帯(ヘリパッド)を使い、低空訓練を実施するだけでなく、岩国基地とキャンプ富士まで飛ばし、本土の上空に設定されたルートを使い、飛行訓練を実施する。各ルートで年間55回、計約330回が目論まれている。訓練は午後遅くから夜間、上空152メートルという低高度を、航行速度250キロノット(時速460キロ)で飛行訓練する。離着陸時や低速でのホバリングで発生する騒音は激しい。機体が受ける旋風や反動を回避するため、低空での飛行訓練が不可欠なのだ。揚力のバランスを失って墜落する事故が起きやすい。発生した事故による死傷者は43人に上る。こんなオスプレイを、「命より安保を優先し、米国の言いなり、使い走りになる」為政者よ、恥を知れ。(2012/7/1

 

※上記ブログは、7/1付「今週の風考計」(Daily JCJ)で、

URLは下記です。

http://JCJ-Daily.seesaa.net/article/278313325.html

  

●橋下大阪市長率いる大阪維新の会が5日、九条「改正」の是非を問う国民投票の実施を「維新八策」に明記しました。めざすべき国家理念は「自立する個人、地域、国家」とのことですが、日米安保条約に一言の言及もなしに日本の自立を語るところに、橋下氏の現状認識の薄さ、軽さが表れているように見えます。みなさんはどう思われますか。