次回定例会は渡辺治さんのお話。ただし……

●次の定例会が決まりました。一橋大学の名誉教授であり、九条の会の事務局でもある渡辺治さんのお話です。

ただし、7月1日に行われた「東京の九条の会・大交流会」における講演のDVDの視聴です。

でも、そのあとにたっぷり意見交換する時間を設けますので、日ごろたまっている思いや疑問を、渡辺さんのお話を基調にみんなで考えたいと思います。

聞き役に徹したい方も安心してご参加ください。

先に視聴した当会事務局の担当は、本当にためになる、おもしろい講演だ、ぜひ大勢に聞いてもらいたいと意気込んでます。

 

 ●改憲をめざす政治家の動きが際立つようになりました。ここにわざわざ書くこともないでしょう。

井上ひさしさんが生前、「この憲法を再び選び直そう」と言っていました。日本国憲法を「押し付けられた」という人たちがいます。つまり、日本の国民が自ら選んだものではない、という。

憲法の主権在民・基本的人権・戦争放棄の理念は、げんに国民にとって大きな価値を発揮しています。

百歩譲って「押し付け論」を認めたとしても、国民は再びこの憲法を選ぼうじゃないか。もう、押し付けられたなんて言わせないよ、というのがひさしさんの言葉です。

そして、 改憲を叫ぶ政治家たちにこそ言いたい。 

憲法でなく、あなたたちのやってきた政治が悪いのではないか?

 

●さて、先日の「ショージとタカオ」の映画の感想のなかで、闘うことが生きがいになっているのだろうかというようなことを書きましたが、読み返して、?。ちょっと違うよね。悪い結果が出ることをただただ恐れてのタカオさんの発言でした。お二人に失礼なことを言ってしまいました。ご存知ないでしょうけど、お詫びします。