母も子も撃たれることのないように

マリオ・カンドゥチ

 

 昭和19年の夏、10歳のときに、連合軍の爆撃にあい、母は亡くなり、弟は視力を失いました。あれから60年たった今も、同じ不幸が繰り返されていることを悲しく思います。お母さんたちも子どもたちも二度とこのように撃たれることのないように、私たち無力なものこそ、その対策を考えるべきではないかと思っています。

 日本国憲法の第9条に含まれている三原則「武器を作らない、使わない、売らない」は、恐ろしい戦争をなくす唯一の方法です。日本の善意ある人々が立ち上がり、この9条を守るように祈ります

 私は、自衛隊のイラクへの新たな派遣に反対し、靖国神社への参拝に対しても断じて反対します