政策グラフで政党を表すと・・・護憲政党は2つだけ

きのう、東京テレビ「池上彰の緊急生放送」という番組をたまたま見ました。総選挙突入にあわせ、いまの政党乱立状態について解説していました。

そのなかで、「TPP(縦軸)・消費税(横軸)」「改憲(縦軸)・原発(横軸)」という2つのグラフを用意し、その4つの指標で、各政党を政策によって配置したグラフがありました。これ、とてもわかりやすかった。

縦軸も横軸もどちらとも×、つまり反対という立場の政党は、原点(0,0)に位置するわけです。

「改憲・原発」のグラフでは、原点にいるのは共産党と社民党だけ。乱立する新党も含めて、他は全部、改憲では真ん中以上に位置していました。わかっていたことですが、このように図に示されると、自分の考えに合致するところは……と探しやすいかも。

 

改憲はもちろん、TPPも、原発も、消費税も、国の行方を左右する大きなテーマです。これだけ大きな争点が4つもそろった選挙なのに、石原慎太郎氏は改憲以外は大したことはないといって、減税日本とくっついてみたり、維新の会とくっつくために減税日本をコケにしたりしました。いかに国民の生活に責任をもたない人であるかということがよく分かる騒動でした。