平和を愛する諸国民が手をつなぐ日

イスラエルのイヤル・ハレウベニさん
イスラエルのイヤル・ハレウベニさん

●ネットで検索しても正確な発言内容が分からないので申し訳ないのですが、先日の新聞報道に、どこかの党首が改憲したい言い訳として「平和を愛する国家なんてどこにあるんだ」と憲法前文を否定したとの記事が載っていました。前文の該当箇所は正しくは「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」です。

 

●これに関連して、ぜひ紹介したい講演録があります。占領地での兵役を拒否するイスラエル兵士の団体「イエシュ・グブウル」の活動家であるイヤル・ハレウベニさんの講演録です。

 

イスラエルとパレスチナの紛争といえば、泥沼も底なしのような状態で、両国民の中に溜め込まれた憎悪の大きさを思うと、一体どう解決できるのか、克服することはできるのか、遠い日本の地からは他人事のようでもありますが、和平実現を願いながらも暗い気持ちにならずにはいられません。

イヤルさんのお話は、そんな暗い気持ちに、一筋の光を差し込んでくれるようでした。