●自民党の中にももちろん、非戦主義の方がおられましょう。けれど、「自主憲法制定」は自民党の綱領のはずです。反戦だが軍隊保持・軍拡賛成というのは、戦後の日本とアジアの関係においては非常に危険であることは明白ではないでしょうか。
●民主党は原発にしても憲法にしても国会議員さえバラバラの見解のようです。
消費税や原発など反対世論が強いと見られるとき、地元後援会の前では属する政党の政策と違うことを主張する候補者がいるようです。そんな人物は、一番信用がおけないのではないでしょうか。
●それにしても、二大政党をめざした小選挙区制度が、皮肉にも少数政党を多産する結果となりました。だけど、護憲を堂々と掲げる政党が2つしかないという現実。新党もよくよく元をたどれば自民党が源ですから、当たり前といえば当たり前ですが。
●さらにここにきて、維新の会のブレーンが竹中平蔵であることがわかりました。維新の会の新自由主義的な政策のゆえんがここにあったんですね。またまた亡霊がよみがえった感じです。
それにしても、この党って組織に民主主義があるのでしょうか。意思決定の過程がどうなっているのか、党首が選挙政策を知らないようです(最低賃金廃止や原発のこと)。石原氏と橋下氏の個人政党と言ってよいような現状。党内民主主義もないような政党に憲法を変えられては大変です。
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